購入とリースの違いを徹底分析!どちらが良いかはその人次第


購入とリースの違いを理解しよう

自動車はこれまで新車や中古車に限らず購入するというのが一般的でしたが、近年ではリースという選択肢も追加されました。新しく車が欲しいと考えている人のなかには、購入すべきかリースにすべきかで悩んでいる人も多いでしょう。判断を間違えないためには両者の違いを把握しておく必要があります。まず車を購入することとリースの決定的な違いは自分のものになるかならないか、ということです。車を購入すると、一括であれ、ローンによる支払いであれ、その車は自分のものとなります。いっぽうリースの場合はあくまでもリース会社に車を借りているという設定なので、リース期間が終了するまでの間は自分のものではありません。リース終了後に残価を支払うかどうかの判断が求められ、ここで残価を支払うことによってはじめて自分の車になります。

カーリース利用者は着実に増えている

テレビでもカーリース会社のコマーシャルを見かける機会が増えてきており、カーリースはすっかり一般の人たちに認知されているといってよいでしょう。実際の利用者数はどうなっているのかというと、結論から言えば右肩上がりに上昇しています。カーリースが一般用の車両にも適用されたのは1990年後半になってからですが、当初はそれほど利用者が多くありませんでした。しかし近年のカーリース市場の売り上げの伸びはすさまじいものがあり、2016年度には前年比で20%以上アップのおよそ20万7,000台になっています。今後はさらに増え続け、2024年には480万台を超えるという試算が出ているほどです。

中古車を購入する時には店舗が抱えている在庫だけしか買えないと思っていませんか。実際には業者だけが出入りできるオークションの車も購入させてくれます。